菌活が便秘に!?

皆さま、こんにちは!
LEDEAです^^

本日も暑うございますね☼
お元気にお過ごしでしょうか??

さて、食事からくる便秘・ストレスからくるものとお話を続けてきましたが、どれも該当しない。むしろ食事に気を付けているのになぁ…なんてこともあります。

ここ数年、認知度も少しずつ増えてきましたが、【腸活】【菌活】が便秘を助長させていた!?なんてこが…

SIBO(小腸内細菌異常増殖)

SIBO(シーボ、Small Intestinal Bacterial Overgrowth、小腸内細菌異常増殖)とは、小腸で細菌(バクテリア、bacteria)が異常に増えすぎることによってお腹の張りやゲップ、胃酸の逆流、下痢や便秘など多くの不調をひき起こす病気のこと指します。このSIBOは新しく、2020年に入ってから様々な研究がおこなわれるようになってきました。

簡単にお伝えすると、基本的に小腸にないはずの細菌が増殖してしまうことで起きる病気です。

本来は大腸に存在する細菌・バクテリア達が何かしらの理由で小腸で増殖してしまうために、下痢や便秘などの症状の悪化を招くと考えられています。

SIBOにも種類があり  水素SIBO、メタンSIBO、硫化水素SIBOに分類されると言われています。それぞれのSIBOに異なった処置が必要とされていますが、大本を辿ると大腸の活動を正常に戻すことで改善されると言われています。

水素SIBO

水素ガスを生成する細菌が増殖し、主に下痢を引き起こします。

メタンSIBO

メタンガスを生成する細菌が増殖し、便秘が主な症状です。

硫化水素SIBO

硫化水素ガスを生成する細菌が増殖し、特有の悪臭を伴う便やげっぷが特徴です。

どうして起きてしまうのか、起きやすい原因をいくつかあげていきます。

小腸の機能低下

内臓や消化器系は、自律神経の高まりが直接関わると少し前のブログでもお話ししましたね。そのため、精神状態の変化が腸内の蠕動運動(ぜんどう運動)に大きな影響を与えてしまうのです。

小腸の蠕動運動が低下してしまうと、食べ物がなかなか消化されずに腸内に残り続け、腸内に細菌が増え、残った食べ物が発酵してガスが発生してしまうわけです。

蠕動運動がされないために食べ物を押し出すこともできず、発酵が進み水素・メタン・硫化水素SIBOになってしまうという訳です。

胃酸・胆汁の減少

胃酸は、食べ物の消化や腸内環境を整える重要な役割をもっています。胃酸が減少する原因としては、自律神経の失調・ホルモンバランスの乱れからくるものも多いような気がします。

胃酸や胆汁には強い殺菌効果があり、小腸への細菌の侵入を防ぐ役割を担っていますが、減少することで細菌の増殖に繋がってしまうのです。

お腹が張る、胃が痛い、便秘が長い…などの症状を抱え、安易に市販の胃薬を長期使用してしまうと、胃酸や胆汁の分泌を阻害し、より症状を悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。

回盲弁の不調

回盲弁は、大腸から小腸へ細菌が逆流するのを防ぐ役割を担っています。

お腹の手術歴がある人や炎症などによって回盲弁の機能が低下し、大腸内に存在する多数の菌が小腸内に流れ込み細菌が棲みつく原因になると言われています。

事前に既往歴や手術歴がある場合には、SIBOを早めに確認することをお勧めします。

栄養食品・菌活・腸活をしすぎる

ここは盲点!の人もいるかもしれません…。
やはりお腹の調子が悪い場合(特に便秘)にまず疑うのは、食物繊維の不足、乳酸菌やビフィズス菌の摂取などなど、【菌活】をしてしまうのではないでしょうか?

間違いではないんです!
ただ、菌活をしても全く改善の余地がない場合には、SIBOを疑ってみましょう。

普段から健康によいとされる栄養食品、(野菜・果物を中心とした食物繊維やヨーグルト・納豆などの発酵食品などの腸内環境に良いとされているもの。)
体によいからといってこれらの食材を摂り過ぎてしまい、下痢や腹痛・便秘を引き起こす原因にもなるのがSIBO。

特に発酵食品は、摂り過ぎると腸内でガスを生成する要因となってしまい、増殖してしまっている菌へ、更に餌を与え続けてしまう恐れもあるのです。

食事療法を試してみるFODMAP

Fermentable:発酵性
Oligosaccharides:オリゴ糖(はちみつ、大豆製品)
Disaccharides:二糖類(牛乳、ヨーグルト、海藻類)
Monosaccharides:単糖類(果物等)
And:と
Polyols:糖アルコール(糖類、ガム等の菓子類)

これらの食品を約3週間ほど控え、改善していくのか経過を見ていく方法です。症状が安定してきたら少しずつ食事を戻していき、食べられる物を増やしていく方法を行います。

大腸・小腸が荒れている状態で、上記のものを摂取し続けると、更に菌へ餌を与えてしまっていたり、消化に悪いものを与えて腸内環境を荒らしてしまったりと中々改善されないため、FODMAPを試すことで何が危険因子化を知ると良いかもしれません。

1つずつ減らし3週間様子を見る…そうすると、何が原因かわかるかもしれませんが、時間が必要となってきますので忍耐も必要です👆

SIBOは医師に相談

どうしても症状が治らない場合…SIBOは消化器系の疾患のため「消化器内科」または「胃腸科」の受診をおすすめします。

ですが、前述のとおり、SIBO(小腸内細菌増殖症)は国内ではあまり認知度が高くなく、明確な判断基準が定まっていないため、消化器系の専門医でさえ気づかないケースも少なくありません

そのため、正確な治療には多角的な診断が必要になるそうです。

また内臓や消化器官は自律神経を整えることで良い方向に進むため、日頃からストレスケアやリフレッシュできる環境を整えることが良いかもしれません😊

ただ、明らかにおかしいな…と感じた場合、色々試してもお腹の調子が戻らない場合には医師の相談を検討してみましょう。

 

いかがでしょうか?
SIBOは誰にでも起こりうる症状な為、回避することは難しいですが重篤化はしにくくお腹の不調を抱え、気が付いたら治っているなんてこともあるそうです。

ですが、ある研究結果によると心不全・膵がん・胆管がんなどの重篤な疾患の要因の一つに、実はSIBOも深く関係していることが明らかになっています。

まずは食事改善をしっかり見直すことで改善方向に進むので、食事の内容や時間、食べ過ぎ飲みすぎを抑え、消化器官を活動しやすい状況にしてあげることができれば心配はいらないかもしれません😊

 

 

 

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▸女性トレーナー在籍、トレーナー指名OK
▸コンテストプロ選手、国際資格保有
▸朝霞台駅、北朝霞駅近く
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