皆さま、こんにちは!
パーソナルジムリディアです^^
昨日に引き続き、四十肩・五十肩について悩んでいる方へ、日頃よりストレッチしてほしい場所をお伝えしていきたいと思います!ぜひ、実践してみてくださいませ♪
四十肩・五十肩に必要なストレッチ
何回かに分けて、四十肩・五十肩の痛みについてお話していますが、起こる原因としては日々の不良姿勢からなる肩甲上腕リズムの崩れによるものが大きな原因となります。
簡単に説明すると肩甲上腕リズムとは、上肢の挙上に伴う肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の運動の関係のことで、この運動連鎖が上手くいかないと、手を上にあげることができないということです。
では、この肩甲上腕リズムが崩れた時に、どこをほぐしたら良いのか?
今回は、ある1つの筋肉に注目をし、作用となぜストレッチする必要があるのか、について皆様にお伝えしていきます。
ずばり、大胸筋!
大胸筋は胸骨(胸の真ん中の骨)から、上腕骨(腕の骨の外側)に扇状に広がる大きな筋肉です。ですが、この胸の筋肉は大きく分けて、上部繊維、中部繊維、下部繊維と3つに分かれているのです。
上部繊維
起始:鎖骨の内側半分
停止:上腕骨の大結節稜
作用:肩関節での腕屈曲
鎖骨から腕にかけて付いている筋肉であり、前へならえ!の方向へ手を上げる動きを出してくれます。
中部繊維
起始:胸骨及び第2第7肋軟骨
停止:上腕骨の大結節稜
作用:腕の内転、水平内転と内旋
(代表的な動きのみにします🙏)
手を合わせて合掌する動作、気をつけて!と手をまっすぐ下に下ろす動作などで使われます。
下部繊維
起始:腹部に筋膜
停止:上腕骨の大結節稜
作用:腕の内転、内旋
中部繊維と同じく、気をつけて!と行う動作、そして親指を内側に捻る動作に使われます。
そして、今回特に注目したいのが下部繊維。
下部繊維の拘縮
下部繊維の拘縮が起きると、どうなるのか?簡単に実験ができますにで、ご覧の皆さまもやってみてください。
下部繊維は腕の骨から少し斜め空下の方へ伸びているのがわかるでしょうか。(オレンジの部分)
胸が丸くなりやすく、猫背の方は大胸筋の全体が硬くなることは勿論ですが、この下部繊維がとても硬くなりやすいのです。
では真似してみましょう!
動画の私のように、胸の下部のあたりの洋服をギュッと握ってみましょう。この状態で屈曲(腕を上げる動作)をしてみてください。
どうでしょう?上がりましたか?
上がったよ🙋という方でも、すこし窮屈に感じませんでしたか?
人間、無理すれば窮屈でもあげることが出来る。これが実は肩を壊す原因にもなりますね😅
ストレッチ方法
それでは動画をご覧ください!
最初に大胸筋中部のストレッチを行います。
壁の前に立ち、伸ばしたい胸側と同じ側の肘を壁に当てます。肩と同じぐらいの高さの肘を置き、胸を伸ばすように反対方向へ体を捻ります。
次に大胸筋下部のストレッチ。肩の高さより少し上の壁に肘を置き、中部と同じく胸を開く動作をします。先ほどよりも斜めの走行で伸び感を感じられたら100点です♪
いかがでしょうか?
もしこのストレッチをする際に痛みがある場合には、違うアプローチが必要になります。そちらにも対応した動画やアプローチ方法をお伝えできたらと思いますので、次回もぜひお楽しみに♪1
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